地域: DOCG Rosso Di Montalcino / Toscana(ロッソ・ディ・モンタルチーノ/トスカーナ)
畑:Brunello
Vintage:2008年
朝、3Dメガネのようなオモチャをもって、空を見上げるラジオ体操帰りの婦人を見た。
本日は金環日食、太陽が月に隠される。
あと15分、そのころは地下鉄ですね、、

沼津倶楽部は明治末期、企業の広告活動の分野で先駆者でもあった、旧ミツワ石鹸2代目当主、三輪善兵衛の別荘として建った。
宿泊施設部分こそ近年の建物だが、現在イタリアレストランとして営業している旧館は、当時からほとんど手を加えられていない、にも関わらず、大正モダンを思わせる和洋折衷、手入れの行き届いた庭園を含め実に洗練された施設となっている。

チェックインの前に沼津港へ寄った、観光地化され単価が上がり、地元の人は利用しない港らしいが、知人経由で訪れた鮨は、暖簾をくぐると5人の板前がずらりと並び、隙のない物腰は熟練した職人そのものだった。
ネタは流石に、はち切れんばかりにブリブリで、金目鯛、鮪、白魚、桜えび、鮑、東京では味わえない鮮度の違いが、その大きさと共に迫ってくる。

千本松という、その名のとおり、海沿いに松の木が整然と並び、彼方には富士山。
その海沿いに倣うように通る1本の県道を隔て反対側に、看板ひとつなく宿を構える。
中央に設けられた水盤を取り囲むようにラウンジと宿泊棟が配置されている。
その反対、かやぶきの長屋門を右手にいくと、大正より続く旧館に、リストランテ・ヴィーア・サクラがある。

昼間のお鮨は腹のどこへいったのか、夕暮れ前に宿へ到着したときには、既にこの平屋で用意されるイタリアンが、どのようなものなのかを思い浮かべる。
鯵のマリネ 加茂茄子のコンポート
鮎のコンフィ メロンのスープ
ホタルイカとオクラのアラビアータ
あしたか牛ロースのグリエ

前菜を含み3品が魚、BELLAVISTA FRANCIACORTA GRAN CUVEE ROSEから、白を飛ばしてROSSO DI MONTALCINOに。チェルバイオーナはソット(ポッジオ・ソット)同様、ブルネロに引けをとらない俊逸な造り手のみ許されるロッソ。


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